2011年4月25日月曜日

自炊派向け漢のカレーレシピ『ホタルイカカレー』

実体験、経験は人を完全に束縛する力を持っている。誰あろう、自分自身が見聞きしたこと以上に真実が無いと感じることを制御することは、なかなか難しいものだ。

例えば、何かの折に動物の解体を一緒に見た後、焼き肉が食べられなかった男性のハナシをする女性の、「男ってこういうところがダメなのよね」と、彼女の他の経験も踏まえたまとめに対して、「あなたが選んだ男性が、たまたまそうだっただけでは?」という水をさしてみたところで、彼女の男性の趣味が変わらない以上、彼女は永遠に血に弱い男性を選び続けることになる。ひょっとしたら、彼女の友人の女性が「私が連れて行った男の人もそうだったわ」と声を揃えたとしよう。しかし、そんな場合でも、真実らしいと推測できるのは「類は友を呼ぶ」という慣用句の確からしさで、決して「男性は流血に弱い」ということではない。
実際、この「男性は流血に弱い」という女性の経験談の根本にあるのは、どんな文脈の雑談であれ、別の意図が含まれるものだということも、言うまでもない。それは、母とはこうだ。父とはこうだ。恋人とはこうだ。という人間関係や性差に対しての厳密さを欠く、個々の経験則の曖昧な一般化による事実捏造の一部であり、「らしさ」という人の個体差を塗り込める方便に過ぎない。

こういった、わざわざ挙げてみれば何の役にも立たない小さな認識が積み重なって、人の事象に対しての枠を作っているとしたら、何を体験しても、その体験を通じてどの様に考えるか。受容できることの幅、深さ、強度というのは、人にとって非常に重要なことだということができる。
人に実際に必要なのは、ポジティブさやリスク管理ができることではなく、一件強く関係している様に見える無関係なことを切り分けて理解する能力であり、過剰に個から全を見ないことではないだろうか。これに対して、無用な幅や多様性が単純な力強さを失わせ、結果として推進力を失わせるというのは、ある意味、そんな単純さを人に求める必要のある側の理論に過ぎない。

カレーにとって、ルゥのとろみとはどんな存在だろうか。一般的なカレーライスのとろみは、水分と小麦粉のものだろう。では、カレーを作る際に、どうしても必要と感じられる水気に対して、人はどの様な認識を持っているだろうか。
カレーを見て「美味しそう」と判断する。つまり経験上、それが美味かどうかを判断する要素として、飯にかけられたカレールゥのとろみは重要な役割を持っている。
しかし、最終的に口に入ったときの素材に絡むスパイスの風味と食感について考えた場合、とろみにのみ着目することは、あまり大きな意味を持たないことに、即座に辿り着くだろう。

前回は、カレーがオイルのスパイス煮であるというひとつの見方を紹介した。他のカレーに対するアプローチの個々の存在理由と真意についても考えてみる必要はないだろうか。
タマネギの水分を十分に抜く理由はなんだろう。ヨーグルトが必要とされる理由は何だろう。カレーのルーツめいたことに合理性を求めたところで、それは既存のものを再現する作業に過ぎない。様々な手順やこだわりも、単に多くの人が判断を停止して定番としているだけの経験則と考えれば、これを一度見直すことで、更に調理を楽しむことができる筈だ。

『ホタルイカカレー』
富山の旬の味覚。ホタルイカの旨味を利用したカレー。
前回に引き続き、旨味と最低限のカレー風味で攻めるので、更なる工夫のベースとしていただきたい。
ホタルイカは酢みそなど、つい繊細なものとして食べてしまいがちだが、所詮はイカ。普通にソースやマヨネーズなどの味とも単純に結合可能だ。
シーフードカレーの存在理由を疑問視する一派の皆さんにも、この調理法を試してみて欲しい。また、これとは関わりなく、お母さんカレーのシーフードカレー(二日目)は、この世から消えてなくなるべきものであると、私は信じている。経験上。
  1. ホタルイカは、ボイルしたものでも、生でも可。生の場合は予めボイルしておく。目玉を取り除くとそれはそれで良い感じ。塩、胡椒、クミンシード、ガラムマサラ、カレー粉、マヨネーズ。ニンニク。生姜。ホウレンソウ、チンゲンサイなどの青菜系の野菜も好みで選び、一口大に切り軽く下茹でしておく。ホウレンソウを使えば風味。チンゲンサイの場合は茎の部分の食感が楽しめる。これは気分で適当に選ぶ。
  2. ニンニクと生姜を適量すりおろしておく。ニンニクの風味をある程度避けたい場合は、ニンニクは全て油に香りを移すことにして、みじん切りにする。
  3. フライパンに油をしく。熱しつつ、クミンシードとみじん切りのニンニクを放り込む。
  4. 熱がまわったらホタルイカを投入。ホタルイカにも適当に熱が回ったところで、塩胡椒を多少強めにする。
  5. ホタルイカの水分が飛ばないうちにマヨネーズとおろしたニンニク、生姜、カレー粉を投入し、馴染ませる。水分が足りないと感じる様なら水を微量投入する。
  6. 青菜を混ぜ込む。塩気、スパイスの具合がここで薄くなる可能性に注意。
※ポイント
魚系の旨味と相性の良いスパイスを工夫する余地は、おおいにある。
ニンニク+マヨネーズ風味とホタルイカの風味を先に確認しておくこともおすすめする。ホタルイカ+ニラのニンニクとマヨネーズ炒めは、上記の手順を援用して簡単に作ることができる。
マヨネーズ、ニンニク、生姜を避けて、グリーンカレー系のレトルトやペーストを仕上げに放り込んでも普通に楽しめる。

2011年4月24日日曜日

toyama spice girls #002


カルダモン … Cardamon वेलदोडे

別名・スパイスの女王。カレー料理には欠かせない香辛料のひとつだ。インドでは紀元前千年以上前から生薬として使われており、古代エジプトでは「聖なる香煙」として神殿でも焚かれていた。疲労回復や整腸効果、口臭を消すはたらきがあり、肉料理のにおい消しやチャイ(インド式のミルクティー)、そしてコーヒーなどにも使用されることもあるが、あまり使いすぎると漢方薬のようなにおいになってしまうので注意が必要だ。




今週のspice girls:サキさん

2011年4月23日土曜日

道のり-1-

はじめまして、ゆっきーです。

きょうはあめあめふる日。

さっそく カレーを食べに行きたいと思います!


行きたかったカレー屋さんの扉は言いました、


「クックさんはネパールに帰った」と。



最近できたカレー屋さんへ。

とびらがあいてる。

外にいても お香とカレーの匂いがするよ。

どきどきするので入り口を通り過ぎたところでたちどまる。



初めての一人インドカレーは初デートのドキドキ感。
ドキドキしすぎて発想が安易。





傘をさしているのでそとでたっていたのがばれた。

入ろうとすると4人のカレー屋さんが入り口で待ち構えてた。



一番奥の席につく。




「日替わりナンデスカ」

「ジャガイモとチキン」

「チョットカライダイジョブ?」



首をたてにふることしかできないカタコトゆっき。



左手は使っていいの?

ラッシーはなにでできてるの?


かしこみかしこみ(><)



でてきた
ナンおっきい。

カレーオイシイ。

想像いじょいに食べやすくておいしい。


写真はあとから追加したい。




わたし ちょっぴし大人になった。


yukkie

2011年4月21日木曜日

カレーの向こう側@富山県警本部食堂と桜




こんにちは、はじめまして。( ´ ▽ ` )ノイトーです。

とりあえず、来てくれてサンキュー♪ みなさん、お花見しましたか?!
私はしてきましたよ〜

(▼∀▼)「富山県警本部」で!カレーを食べながら
(取調室で出たわけではありません〜)
↑食堂横、エレベーターホールの窓から見える桜並木


食堂は一般開放されていますが、悪い事をしていないけれど
なぜか┣¨キ(*゚д゚*)┣¨キしちゃいますねw。

まず、受付で
(1Fホールには、警官仁王立ち|゚Д゚+白バイ展示、キャホー!)
名前と住所と電話番号の個人情報をキレーなお姉様に渡します→
許可プレートをつけて→エレベーターで10階へ


食堂前の売店にあった富山出身の偉大なる漫画家
「藤子不二雄A氏」デザインの「立山君」携帯ストラップをゲット。



そして、警察関係者の方々に混じって注文の列に並びます。
(なぜかスパイのような気持ちになりつつ横目で観察w( ̄ー ̄))

カツカレー(みそ汁付き)¥450( ´ ▽ ` )ノワンコインでおつり〜



ワンコインのお母さん系カレー。(●´)З`)))モグモグ

少しばかり日常と違う場所で食べるというスパイス付き。
味はともかく面白い
食べログにも掲載されています。


カレースプーンの向こう側を、私目線で勝手に展開して行きます。
どうぞ、(*`・ω・´)ノヨロシクッ☆彡お願いします。「一緒に\カレー!/」いたしましょ〜

最後に、カレーを好きな人たちと過ごせる日常に感謝します。

 

カレー中毒@女子会・・・なのか? I

 (上)二人で食べたマンディコロッケ。中にチーズが入っている位しか分からない。ついでに、新聞記事。このコロッケはお店を辞めたシェフの置き土産とか。

(下)かなえさんが男らしく平らげたデリーあわら店のカシミールカレー。




かなえさんは素敵女子だ。

なぜならシルバーの車に乗っていた。


(一般にシルバーの車に乗っている女子が

素敵なのかどうか、私は知らない)




そしてかなえさんはちょっと天然さんだ。

綺麗なお洋服を着ているのに

大きなメッセンジャーバックを斜め掛けしていた。


(同じように大きな鞄を斜め掛けしていても

  全身がズタボロな私は天然とは言えない)




彼女は気配りの人でもある。

私の車を見て「黄色い車ってカッコイイですね〜」と褒めてくれた。


(車検で代車なのだと説明すると「でも中々ないですよ〜」と

       この車に乗れた幸運を共に喜んでくれた)

 



更に言うと、親切心の固まりのような人だ。

初めは質問に対してシャキシャキと答えてくれていたかなえさんは

段々とノンビリ口調になっていった。


(どんくさいカメのような喋りをする私への配慮が伺える)




そんなかなえさんはカレーが大好きだそうだ。

実はその日のランチで私たちはニアミスしていた。

同じ時間に同じお店の全然違う席で

各々カレーをむさぼっていたらしい。




そして夕食も同店で一緒にいただいた。

私はさすがに二食続けてカレーを食べることは出来なかったが

かなえさんはモリモリ食べた。


こちらがチーズケーキを食べている間、

文字通り「モリモリッ」と。




この女子はヤバい。

自分が素敵と自覚していない。

無自覚素敵に男前気質が加わったら

私的には最高の女子だ。


そんなふうに、私たちは出会った。


短い時間で完全にヤラレタ。

惚れた。




『カレー中毒』は、かなえさんがこれまで食べ歩いた

カレーアルバムの名前である。



その写真をちょこちょこと出しつつ、私たちのカレー道を追究していく

「カレー中毒@女子会・・・なのか?」は今後も続く。。。



      (Kanae&Kae)





2011年4月18日月曜日

第一回 メンバー紹介

皆様、もうお花見はされましたか?
二度目の登場、ブログ担当の24DA(にしだ)です。

私は日曜日に、高岡古城公園でお花見してきました。
近所なので毎日のように通るのですが、
座って、みんなで話しながら食べながらの桜を見るのは
いつも通りがけに桜を見るのとは違った楽しみがありますね。
時間が経つにつれ花より団子になるのがお花見の常ですが、
昨日の私は場所取りで1時間ほど好天の下桜を堪能したため
お花見のスタートから「花より団子」状態でありました。
カニと白えび美味しかった・・・



さてさてそんな私のお花見の話はさておきまして、ブログ担当らしくブログの話。
ここまで2週間で私以外に7人の実行委員会メンバーに記事を書いてもらいました。
一旦このへんで各記事を振り返りつつ登場人物(?)のおさらいを。

まず最初に「リトル・バイ・リトル」を書いたのがshimac01こと島倉和幸さん。
一番手から文芸誌調の文章と写真でブログ投稿のハードルを上げ、
後に続くメンバーたちを戦慄させたのはここだけの話。
ちなみに島倉さんがこの記事の中で紹介したお店、
富山では知る人ぞ知る隠れた名店(場所的に本当に隠れている)だったのですが
なんとこの記事の投稿の数日後の4月7日、都合により長期休店に突入・・・
早く復活して欲しいです。

続いて「自炊派向け漢のカレーレシピ『バナナカレー』」を書いたのがnakazoさんこと仲さん。
自己紹介もなくスタートした文章には最後まで一人称が登場せず、
美味しそうな、そうでもなさそうな「バナナカレー」のレシピのような何か※を書き上げられました。
※本人曰く「ああ、そんな風にやるのか」という程度の情報
今後は隔週くらいでレシピのような何かを書いて頂きます!

3番目に登場は「はじめまして。」の挨拶で実行委員会のカリスマ、いわもとさんが登場。
※自称ですが特に間違いもないと思います
東京出身の立場から見た富山のカレー屋の多さに触れつつ、
カレーフェスタ実行委員会誕生に至った大きな要因の部分を語っておられます。
いわもとさんは大学の教員をしておられるので、実行委員会内では「先生」と呼ばれたりもしています。
いわもと先生の今後のご活躍にご期待ください!

第一回 華麗メン」を書いたのは月刊ヤチャ編集長、八島城二さん。
タイトルが安直とご本人も言っておられますが、取材を活かしたコーナー記事で
記事公開後のアクセスの勢いもかなり激しく、ブログ担当の私としてはありがたいばかりです。
記事の中でご紹介のプニト・クマルさんの彫りの深さと年齢にちょっと驚き。
今後も月1回くらいのペースで県内カレー屋のイケメンスタッフを紹介して頂きます!
月刊ヤチャ、パネェっす。

カレーにまつわるエトセトラw」を書いたのがあつしさん。
この文章量、前後に分ければ2回分の記事になったんじゃなかろうかと思うレベルですが、
自己紹介と、あつしさんから見た富山のカレー事情等をつらつらと書いておられます。
文章、動画に写真にブログ引用にと盛りだくさんでしたが、
果たして2回目以降はどんな記事になるんでしょうか。

toyama spice girls #001」を書いたのは月刊ヤチャ編集部、吉岡さん。
公開から1日しか経っていませんがこちらの記事もアクセスの伸びが激しく、
やはりブログ担当の私がありがたい、男子としてもありがたい!
なんと今後は週1回ペースでスパイスと美女をご紹介頂けるとのこと!
月刊ヤチャ、マジパネェっす。

最後に「こんにちは、ちからです」で登場したのがちから君。
私と同い年の25歳、実行委員会若年組(の中では年上)の彼は
食べに行ったカレー屋さんについて紹介記事を書いています。
今後も実際に食べに行ったカレー屋さんを紹介してくれるとのこと。
生ぬるく見守ってくださいとのことですので、生ぬるく見守ってあげてください。

以上、7名のメンバーに記事を書いていただきました。
彼ら7人は今後もそれぞれのタイミングで再登場しますので、
お気に入りの記事を書く方が居たら要チェックですよ!
また、実行委員会メンバーはこの7人だけではないので、
今後も新キャラクターがブログに登場したら、このような形でご紹介してまいります!
ここまで7名は全員男性でしたが、今週は女性メンバーに記事の投稿をお願いしています。
どんな記事になるんでしょうか?乞うご期待!

というわけで、今後も富山カレーフェスタ実行委員会ブログをよろしくお願いします!

ブログ担当@24DA

2011年4月17日日曜日

こんにちは、ちからです

みなさんはじめまして、chikaraと申します。
Twitterやってたらカレーを食べることになりさらにはこのような実行委員会に参加させていただくことになりました。
(正直こんなことになるとは思ってもみなかった)

さて、実行委員会の一部からは
「blogのクオリティ高くて困る」という声が上がってます。
かくゆう私も文章力も取材力も料理能力もないので・・・

とりあえず食べて書くことにしました。

生ぬるく見守ってください・・・。


というわけで先日カリカットさんに行ってきました。
富山大学のお膝元だけあって学生が多めでした。























野菜玉子チキンカレーを注文。
ここへ来ると安定してこればっかり食べてる気がします。
(野菜玉子カレーって他県にはあんまりないの??)
初めて大盛りにしましたが多かった!
ここのカレーはなんだか独特の味がします。
そんなに辛くないので辛いのニガテな人にはおすすめです。
ピラフもありますし(w。

カレーはもちろんマスターの人の良さも特筆したい。
それ目当てで来る常連さんも多いのではなかろうかー。
いつ行っても違うお客さんと仲良く喋っとられる光景を目にします。
仲良くなるまで通ってみようかな~

そういえば昨年、Twitterでカレーを食べに行こうと行ったら30分で4人集まったのもこのお店。
カレーの引きつける力なのだろうか・・・。
ともあれみんな大好きなカレー
富山県はどうもカレー屋さんが多いらしい=食べるしかない!
というわけで食べるしかない!盛り上げるしかない!
新たな富山県の目玉として盛り上げられるんじゃない!?

私に出来ることは微力ですが、ちょっと頑張ってみようと思います。

@chikara1122

toyama spice girls #001


ガラムマサラ Garam Masala गरम मसाला

主にインド料理で使われるスパイスミックス。美味しい"カレー"作りには欠かせない魔法の粉だ。それぞれの家庭や料理人によって配合が異なり風味はさまざま。いわゆるインド版「おふくろの味」である。ちなみにガラムとはヒンディ語で「暑い(熱い)」という意味。マサラはいろいろな意味があるが、ここでは「いろいろなものが混ざり合った」という解釈で良いようだ。味というよりはむしろ仕上げに「香り」をつけるために使用される。




今週のspice girls:アラン・スパイシーさん

2011年4月12日火曜日

カレーにまつわるエトセトラw


はい。上の動画はカレーとは関係ありませんw
ただ、自分の中でのカレーに関する様々なことをつらつら書き綴ろうと。

なので「エトセトラ」です。

正直、カレーに関しては詳しくないです。
でも好きです。

詳しくなければ好きになっちゃダメ!というものはこの世にないよね。

小さい頃から海が近かったからか毎日、刺身を食ってて好きだったけど、
いまいち魚の種類とかは知りませんw
でもめっちゃ好きです。


そんなもんです。


んで、なぜか「カレー」。

まぁ、昨年の3月にひさしぶりに富山に戻り、おもしろい人たちと運良く、いっぱい出逢う。
その知り合うキッカケに「Twitter」があった。

そして、その「Twitter」上で、なにやら「 \カレー!/」ってワードが
バイラルワードのごとく、使われ、広がり、また使われ。

そして、そんなみんなはカレー屋さんに行きまくっていたw


そんな経緯があり、そんな仲間が集まり、
「じゃぁ、カレーで富山を盛り上げるイベントやろうか?」と。


それこそ「カレーにまつわるエトセトラ」だよな。笑


はい。基本的に、

楽しいコト大好き!盛り上がるコト大好き!人と関わることが大好き!

な、自分なものでwww


そして、自分は30歳までは富山にいて、それから転職し東京へ。
そこでは国内大手の広告代理店(汐留とか赤坂とか)と仕事をしていました。

ま、外部のプロダクションなんだけど、携わるレイヤーもジャンルも様々。

マーケのストラテジーな部分もあれば、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌などのマス4媒体、
さらにはWEB、屋外広告と、ATLからBTLまでさまざま。

イベントなんかのプロモーションにもちょこっと関わったりも。


基本的には、ミーハーなんだろねw


っと、かなーーーーり長い前置きになったけど、
この「カレー」を題材に、自分の持ってる僅かのナレッジを活かして、
新しい富山のイベントスタイルや、地域の特性を最大限活かした、楽しいコトをやりたいな!と。


ってなわけで、この「富山カレーフェスタ実行委員会」に集まったメンツは、
多種多様、キャラの濃い、深い人々がいっぱい集いに集ったわけで、
まずは、このブログで様々な角度から「カレー」に関するコンテクストが発信されることでしょう!



と、ここまで書きながら、実は書こうと思って下書きしたことの1%も書いていないなw



では、今回は自分のカレーにまつわる、ちょっと昔の話しでも。

東京にいた頃に自分が書いていたブログ記事を「カレー」で検索してみた。
なぜか2日連続でカレーに関する記事を書いていたwww


2006.1.16 カレーは続く!

2006.1.17 今日もカレーw


この上の記事を書いていた頃は、ちょうど転職して富山から東京へ行き、
赤坂の会社で働きだした頃のこと。

職場近くには、スープカレーのお店「心」。
さらに、ドイツ料理だけど、なぜかカレーがあったお店「アイヒェン プラッツ」。

住んでいた世田谷は桜新町から少し行ったニコタマ高島屋にあった、
カレーうどんのお店「古奈屋」。

ここで思い出すのが富山県だと高岡にあるカレーうどんの「吉宗」。

ただ、カレーうどんでも「古奈屋」と「吉宗」ではぜんぜん味わいが違う。
どちらもおいしいけど、おなじ「カレーうどん」でもこんなに違うのか!?ってぐらい。


そして、同じ高岡で思い出すのが高校んとき、近所にあった食堂のカレー。

「ゆとりろ」ってトコのカレーだけど、自分と同世代とかの高商生なら知っているハズ!?

通称 : みそカレー

って言ってたっけなー。特にみそなんか入っていないハズなんだけど。笑

素朴な家庭的な味で好きだったなー。
と思っていたら現在、母親が手伝いに行っているうどん屋さんで、
この「ゆとりろカレー」のレトルト?を売っているってことで、貰ったw

久しぶりに食うと懐かしかったなー。


そして、渋谷で働いていたときの会社近くにもカレーのお店はあった。

そのお店は渋谷のクロスタワー近くにある「Asian Garden」ってお店。
ここのランチはカレーバイキングって感じで、食べ放題!

インドカレー6種類、サラダ4種類、ナン、ライス、バターライス、サフランライス、
ラッシー、コーヒー、デザートと、制限時間60分での食べ放題!!!

いつも取りすぎて、腹一杯になったな。笑


参考:[渋谷・恵比寿]ランチジャーナル
[渋谷]"ASIAN GARDEN" カレーバイキング



と、東京はいろんな人がいたり、世界中から集まったりするから
多種多様なカレー文化があるのは理解できるけど、
なぜか富山には「本格カレー屋」の数が全国でもTOPクラスだとか。



あと、「カレー」と言えば、自分的には「雪山」。
スノーボードを長年やっているし、ゲレンデで食べると言えば「カレー」が定番。
ま、手軽だということもあるけど、ゲレンデによって本格的なものもいっぱいあったり。

もちろん富山のゲレンデにもカレーがある。
2010-2011シーズン、ひさしぶりに富山に戻ってのスノーシーズン。
「らいちょうバレースキー場」と「イオックスアローザスキー場」でカレーを食ったなー。

どちらもボリューム満点!味もゲレ食とは思えないレベルでウマかった!!!







と、とりとめもなく、つらつら、ながながと書いたけど、
この他にもいろんな種類のカレーが身近にある。

  • 本格スパイスカレー
  • カレーライス
  • スープカレー
  • カレーうどん
  • カレーヌードル
  • カレー中華
  • カレーパン
  • カレーまん
  • カレーせんべい
  • カールカレー味などのお菓子

などなど、


みんな大好き!カレー!!! カレー!/


なんだろな。


そして、それを新たな「Toyama Food Culture」として、
盛り上げるフックとなればおもしろいな。

その盛り上がりをいろんなイベント開催の点と点を繋ぎ、
「線」での盛り上がりを仕込むコトで、「ハッピー・スパイラル」が構築できるかもね。


2011年4月11日月曜日

第1回 華麗メン



富山のカレー屋さんで働いている素敵なイケメン様を探して紹介していくこのコーナー…
華麗メン

タイトルが安直なのは置いておいて、今回紹介するのは

Indian Restaurant Bist&Negi(ビスト&ネギ)

で働いている「プニト・クマル」さんです。

check1
インド北部にあるウッタラーカンド州出身

ウッタラーカンド州は2007年まではウットランチャル州と呼ばれていたそうです。
ネパール・チベット・ヒマーチャル・プラデーシュ州・ウッタル・プラデーシュ州に接しているエリアです。

check2
日本に来て6ヶ月

ハレー彗星が地球に急接近した頃に日本に来日。新羽田空港のオープン時期ですが、新羽田空港を利用したかは分かりません。またこの年にPerfumeが東京ドームで初公演しました。ちなみに彼がPerfumeが好きなのかどうかも知りません。

check3
年齢はこう見えて19歳

彼が生まれた19年前は登山家・田部井淳子が南極大陸最高峰ビンソンマシフ登頂に成功。また宮沢りえのヌード写真集「サンタフェ」が発売しました。



「プニト・クマル」さんは正スタッフとして働いています。一目惚れをされた方はぜひ食べに行ってみてください。他のスタッフも大公開しちゃいます。







彼の名前「プニト・クマル」を母国語で書くとこうなります。

うん、全く読めません。


「華麗メン」では今後もカレー屋さんで働く素敵なメンズを紹介していくつもりです。
もし、アナタのお近くでいらっしゃいましたらぜひ教えてください。
(八島城二@georgizum)

2011年4月9日土曜日

はじめまして。

やぁ、みなさん。俺です。
カレーフェスタ実行委員会のカリスマ、いわもとです。

今日は、初っぱななので、何故、カレーフェスタをやろうと言い始めたのか、
いや、そもそも俺はカレーが本当に好きなのか?
というその疑問に答えてみたいと思います。

答え:まぁまぁ(一番好きな食べ物=そば)

サーセン。
いや、なんか蘊蓄語れるほど、カレーにこだわりが無いってことなんですけどね。
学生時代は、レトルトカレーが好きでした。カレーマルシェ激ラブでした。
あと、ココイチも大好きです。
あ、全部カレーライスですね。

そんな、東京生まれのヒップホップ育ち(嘘)の俺が、富山に来て、びっくらこいたわけですよ。
「なんでこんなにインドカレーやばっかしあんの?」
と。
よく見りゃ、チャンカレとゴーゴーとか、いわゆるカレーライス系も多いし。富山人はカレーばっか食ってんだろうなと。だいたい、1日1食はカレーなんだろうなと。
そしたら、意外とそんな事は無かったです。みんなふつー。ちょっとがっかり。
自分の学生(あ、おれ大学教員です。いまさらですが)に至っては、ナンとか食った事無いとか言ってるし。。

それで、気づいた訳です。「あ、これがあのカレー格差社会か」って。
だから、富山のカレー環境がいかに恵まれてるかを皆さんに知っていただき、
竹中小泉路線を修正しつつ、カレー格差の解消を目指して、フェスタの1つくらいやってみようと思い至った訳です。
ちょっと真面目に言うと、これって、実は富山のいろんな問題のone of instance だよね。なんてね。

というわけで、これから頑張ります。
ザ、グッバイ。

2011年4月8日金曜日

自炊派向け漢のカレーレシピ『バナナカレー』

単に自炊生活が長かった結果、たまたま調理できる様になってしまい、そこで充足できてしまった人間にとって、外食を味気ないと感じてしまう瞬間や、あまり料理をしない人間から出てくる、○○の味は最高、私のこだわり料理といったハナシは、世の中に多くある、語るに値しない話題である。こう切り捨てることに異論はないだろう。

実際、材料を切って煮てルーを入れればできてしまうカレーは、生活の中で調理そのものと向き合うという意味では、たいして打ち込むべき要素のない料理ということができる。
例えばレトルトカレーをベースにすれば、10分もかけずに、所要時間なりに納得のいくカレーはできてしまう。だがそこで時間をかけることにして、タマネギを長時間炒めてみたり、鶏ガラでスープを取ってみたりすれば、なんとなくそれらしい結果もついてくる。いわゆるカレーライスとは、そんな料理だ。

自分の好きな味を少し模索すると、味の満足度だけなら「母のカレー」を簡単に越えることも可能な筈で、その場所への到達は、ほんのローリエ一枚、ガラムマサラ一振りで達成されることもある。それでも、母親のカレーが特別視され続ける理由はなんだろうか。
家庭に十分普及したカレーライスが得た普遍性は、こんな落とし穴を作ってしまった。カレーは、ありふれているが故の多様さ故に、「とりあえず食えれば良い」という低い要求にも、「なんですかそれ」というこだわりにも等しく応えてしまう。しかも、カレーライスのお店に行く、インド料理のお店に行く、家で食べる。キャンプで食べる。どれも同じカレーでありながら、それぞれ心の中では別物として認識されている。にも関わらず「カレー」は常に、記憶の中で平坦にされ、一緒くたにされるところからスタートする。いざこれを掘り起こしても、「あれも良いけどこれもいい」「カレーってどれもこれも美味しいよね」という他愛も無い場所に収斂していくか、「やっぱりお母さんのカレーだよね」といった、おふくろの味という袋小路の定位置に落ち着いてしまう。

冒頭の「自炊生活が長かった結果、料理できる様になった」自炊派の多くは、とりあえず母親の味であれば、完全にコピーしているか、何らかの手段で越えているか、違うアプローチをすることで対峙を避けているものと思う。少し考えれば、全てのカレーが明確に分かれていく筈で、やはり自分の口に合うものは、よほどフィーリングの合う店を探すか、自分で模索する以外ないのだ。
そんなわけで、「カレー」の範疇に入るであろう調理のレシピを自炊派に提供していきたい。当然、必殺レシピでもなんでもなく、ただ、自分で食うものの味は自分でどうにかできる人間にとって、「ああ、そんな風にやるのか」という程度の情報を書き綴っていきたい。グラム単位で書いてもらえなければ、自分の中で分量が組み立てられないということであれば、今暫く調理をこなすこと自体に向き合うか、誰かに作ってもらうということで、ご容赦願いたい。

『バナナカレー』
熟したバナナを利用した、ひき肉のカレー。
カレーというのは、オイル+スパイスであるというひとつの主義がある。ダシの旨味に呪われた日本人にとって、市販のカレールゥというのはとても都合の良いもので、カレー粉を使ってもなかなか中盤の旨味というか、ボディめいたものが再現できなくて、挫折してルゥに戻っていくケースが多く見受けられる。また、脱サラしてこだわりのカレー屋をというお店の中には、ボディの弱いカレーにスパイスでの解決を挑んでいるお店も多い。
熟したバナナとひき肉の脂は、このボディの問題を簡単にカバーしてくれるので、うっかりバナナを茶色くしてしまって、腐らせてはいないものの、どうしたものかと言う場合には、ぜひ捨てずに試してみて欲しい。

  1. 適度に茶色くなったバナナ。適当なひき肉。タマネギ。塩。胡椒。クミンシード。ガラムマサラ。ターメリック。カレー粉(スパイスは実際のところ適当。個人 的にはカルダモンとかナツメグちょっとだけあると嬉しい。最低限、カレー粉と胡椒を準備)。豆の水煮(五種豆とかのやつ推奨。大豆のみは食感単調)。コーン缶も一応、許容範囲。
  2. タマネギを1/4個ばかりみじん切りにする。バナナも1本〜2本むいて小さく切っておく。
  3. フライパンに油をしく。熱しつつ、クミンシードを放り込んでしまう。熱が回ったら、みじん切りのタマネギも放り込んで炒める。
  4. タマネギの火の通り方はお好みで。ひき肉を放り込む。とりあえず、挽肉に塩。強めに胡椒。
  5. タマネギの汁気やら、ひき肉の油が出てくるので、そこに満を持してバナナを放り込む。
  6. バナナは案外さっくり馴染むので、そこにカレー粉やらガラムマサラやらを放り込んで完成。同時に豆水煮、コーン缶なんぞを放り込んでしまえば、彩りや食感もばっちり。
※ポイント
宿命的にバナナの熟し具合が味を支配する。熟しすぎると少しえぐくなるので注意。
塩辛いのは限度を超えるとヤバいけど、胡椒辛いのはなんだかんだで大丈夫。味の調整はその辺を考慮して自在に!
以外と風味が繊細にぶつかり合うポイントがあるので、具なども工夫次第でかなり楽しめるので、いろいろお試しあれ。

2011年4月5日火曜日

リトル・バイ・リトル


富山カレーフェスタ実行委員会の島倉和幸(shimac01)です。僕はこのblogを通して「カレー」の向こう側に見える、さまざまな店の人々の人間性や生き様を皆さんに紹介してゆきたいと考えています。よろしくお願いいたします。

 僕の住んでいる事務所の1階では、高校教師時代の教え子が紳士服店を営んでいる。彼はOASISが昔から好きで、店内では飽きもせず四六時中おんなじアルバムをかけているので、さしてこのグループに興味の無かった僕も、知らないうちに表題の曲を口ずさんでしまうという有様だ。先日もとあるカレー店で、ふと同じこの曲が頭をよぎった。

 その店はJR富山駅前から徒歩3分の古びた飲み屋街の一角にある。スナックを居抜きで借り受けた(と思われる)店内はカウンターのみ10席で、ランチタイムにはわずか1コインでサラダや日替わりカレーに加えてライスやナンが食べ放題となる・・・とここまで書けば賢明な富山カレー信者の方々にはお解りだろう。

 バラク・オバマをほうふつとさせる店主は東京にある同名の店で修行を積み、縁あってここ富山の地に移り住んだ。話しかけると、ネパール人特有のはにかみ屋であるようなのだが、いっぺん、調理する際の真摯な表情には彼の実直な性格が滲み出ていて、とうぜん好感が持てる。

「富山の食い物屋は愛想が無い」とたまに県外の人から伺うが、愛想やおしゃべりは満タンだけど食べ物はそれなり、という(大阪等に散見する)残念なお店より、僕にはこの店が余程マシに思える。

 先日訪れた折はちょうど春休みだったのだろうか、ここ富山の学校に通う2人の息子たちもコップの水を汲むなどし、かいがいしく父親の手伝いをしていた。不謹慎にも「スラムドッグ・ミリオネア」や「運動靴と赤い金魚」をとっさに思い浮かべ、ニヤリとしたのは彼らには内緒だ。

それにしてもこの日は客が僕1人。13時を少し回って昼時を外した時間帯だったとはいえ、この集客では少し心配になる。寡聞にしてランチにおける富山駅前の状況を詳しく知らないにせよ、他のカレー店はここまで酷くは無いだろう。こと2月までいったん店を閉めていた事が災いしているのだろうか。

そんな僕の心情を汲み取ったのか、普段は寡黙であろう店主が口を開いた。

「今は再開して間もなく、お客さんも少ないですが、ゆっくりと頑張って行きます。」

「ゆっくりと」=「リトル・バイ・リトル」。なんか、応援したくなる店だ。

(※写真は二人の息子たちです。)


2011年4月2日土曜日

\カレー!/

はじめまして!
富山カレーフェスタ実行委員会、ブログ担当の24DA(にしだ)です。

皆さんカレーは好きですか?好きですよね?
明治期にカレーが日本に伝わってから(※伝来の時期やルートに関しては諸説様々)
今や国民食とも言われたりするカレー。
幼き日の記憶、給食に出る日は朝からうきうきだった、なんて人も多いのでは。

そんなカレー、もちろん私も大好きです。
私の周りの人たちもカレー好きが多くいました。
町に新しいカレー屋ができれば「今度行ってみようよ」と話題にしたりして。
皆に愛されるカレーですから、これは当たり前のことだと思っていました。

そんな折、あることに気付くのです。
「富山ってなんだかカレー屋多くね?」
「富山ってもしかしてカレーが熱かったりする?」
そんな些細な気付きから、いろんな人を巻き込んで発足したのが
「富山カレーフェスタ実行委員会」なのです!

カレーの祭典カレーフェスタを富山の地でやりたい。
そんな思いを持った仲間たちが思い思いにカレーについて、
あるいはカレーフェスタの準備状況について文章を綴る
富山カレーフェスタ実行委員会ブログ、乞うご期待!

ブログ担当@24DA